ゴルフ初心者でコースデビューを視野に入れている人のために、実際にコースに出るときに気をつけるべきことを4つに分けてご説明します。
以下に紹介する注意点を心得て、ほかの人の迷惑にならないようプレーを楽しみましょう。
ゴルフ場の雰囲気にのまれないためには
初めてゴルフ場のコースに出る人は、練習場とは違う雰囲気にのまれてしまうこともあるでしょう。
ゴルフ場は自然の中に作られていることが多く、街中にある練習場やシミュレーターとは違う壮大な雰囲気に包まれています。
これがかえって圧迫感となり、初心者を不安にさせるようです。
しかし、初心者でも安心してください。
有名なプロゴルファーにも初めてコースに立った日があります。
どんな人でも初めてゴルフ場に立てば何かしらの不安はあります。
ましてや初めてのコースデビューでは誰でも完璧なプレーができるわけではありません。
コースデビューで雰囲気にのまれないためには、これまでの練習で学んだことを忠実に守り、楽しむことをメインに考えありのままにプレーしましょう。
純粋にゴルフを楽しむことを考えれば、コースの雰囲気にも少しずつ順応していくでしょう。
ゴルフ初心者の平均スコアを参考にしよう
コースデビューするときは同じ初心者の平均スコアを意識しましょう。
自身のレベルと同じかちょっと上ぐらいの人を比較対象とすることで、記録を伸ばそうという意識を保ちやすくなります。
ゴルフ初心者のコースデビューは大体うまくいかないものです。プロのスコアと比べても、到底敵うわけはありません。
むしろ無理な相手と自分を比べてしまいますと、失敗したときに自分に自信が持てなくなり、ゴルフが嫌になることも珍しくありません。
初めてゴルフ場に立ったときのスコアは、120~150の人が多いです。
初心者は自分の練習での手応えを参考に、目標を120~150の範囲で決めると良いでしょう。
スコアが上がってきたら目標を一段階上げ、超えられなかった場合は何が良くなかったかを分析し、次のプレーに生かしましょう。
上達に合わせて5~10刻みでスコア目標を調整するのが理想的です。
いきなり上級者のスコアを目標にしますと、達成まで時間がかかりモチベーションが落ちやすいです。
ゴルフを好きであり続けるには、自身のレベルを理解し、目標を少しずつに区切ってクリアしていくことを意識しましょう。
プレー中は自身の解決したい課題を一つに絞ろう
ゴルフ初心者は総合的な能力が上級者よりも劣っているのは当然です。
当然、ティーショットからパットまで、さまざまなところで弱点が出るのも仕方がありません。
重要なのは、一度のラウンドで自身にある全ての問題を解決しようと思わないことです。
ショットやパットがうまくいかない、ダフが多い、バンカーからボールをうまく出せない、どんなスタンスでボールを打ったらいいかわからないなど、ゴルフ初心者の悩みは尽きません。
しかしこれは、初心者の多くが陥る現象です。
しかし、たくさんある悩みを一度に解決しようとすると頭がこんがらがり、プレーがバラバラになってしまいます。その結果、目標を達成できないこともあります。
数あるゴルフの悩みか一つか二つをピックアップして、それを解決できるように専念しましょう。
あれこれ悩みを直すよりも、特定の問題解決に努めるだけで前よりもプレーが良くなる可能性が高まります。
初心者にとって大切なのは、一つの問題が解決したという達成感です。
ゴルフ場で最低限注意すべきマナー
ゴルフ場では初心者が知らないようなマナーが多くあります。
服装
トップスは襟付きで、パンツルックとシューズでまとめるのが基本です。
動きやすい格好が基本ですが、ジャージ、Tシャツ、ジーンズなどのラフすぎる格好では行かないようにしましょう。
ゴルフ場内は禁煙
ゴルフ場内は芝生が燃えることを避けるため禁煙です。
クラブハウス禁煙の場所も多いですので、タバコを吸う人は事前に確認しておきましょう。
時間を守る
ゴルフ場ではプレー時間が人により決められています。
スタート30分前にはゴルフ場につき、10分前には準備を完了させてティーイングエリアに来ているようにしましょう。
時間通りに到着できない場合は、時間前にあらかじめゴルフ場に連絡を入れておきましょう。
他の人に迷惑をかけない
大声でのおしゃべりなど、ほかのプレー中の人を妨害する行為はやめましょう。
プレー中の人が打つ体勢に入ったら完全に静かにするのがマナーです。
また、プレー中の人からはなるべく離れ、自身がプレーするときも近くに人がいないか確かめましょう。
前後でプレーしている組に配慮する
自身以外にも前後の組でプレーしている人がいることが想定されます。
早すぎると前の組に追いつきすぎ、遅すぎると後の組を待たせてしまいます。
自身の打順の前にクラブやパターを決める、または現時点のホールで使うと決めたクラブを数本取ってボールまで移動する、素振りは2回まで、行動はなるべく小走りでするなどで、後の組を待たせないよう配慮しましょう。前の組に追いつきそうなときは、プレーのペースを落としましょう。
万が一、前の組がいるところにボールを打ってしまったときは、すぐに「ファー」と叫んで知らせます。
コースの場所別に特有のマナーがある
グリーンゾーンでは芝生を傷めないようなるべく静かに歩きましょう。
良いプレーが決まったからといって喜びのあまり飛び跳ねたり走り回ったりしないよう注意してください。
ほかにもボールからカップまでの軌道である「パッティングライン」を踏まない、通らない、ボールが落ちた跡をグリーンフォークで直しておく、旗はグリーン外へ、カップの縁を踏まずに中のボールを拾う、打つ人から距離を取ることも心がけましょう。
バンカーにボールが落ちたときは、低いところから入り、ボールを出した後はレーキでキレイにならしておきましょう。
まとめ
ゴルフ初心者の多くはゴルフ場の本格的な雰囲気にのまれがちです。
緊張でミスを連発してしまわないように、練習してきたことやプレーで大切にしていることを確認し、自然体でのプレーを心がけましょう。
初心者なら同じレベルの平均スコアを参考に現実的な目標を立て、うまくいけば少しずつ目標を上げていくなど、成功体験を重ねることがゴルフを好きになるポイントです。
ゴルフ場でプレーをするときは、最低限のマナーを守りほかの人の迷惑にならないように楽しみましょう。
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